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現在地(フォトエッセイ)
¥1,100
30歳になったのを機に執筆した、初めてのZINE。 「あんまり長生きしたくない」と思い、60歳をゴールに生きてきた20代。 30歳になって、見える景色が少しずつ変化しはじめました。 ====== プロローグ 三十歳。 「まだまだ子どもだなあ」とも「ずいぶんと大人になってしまったな」とも思う、微妙な年齢。 「微妙」なんて言葉を使っている癖に、なぜか「節目」のようなものを感じてしまう年齢でもあります。 こんなことを言うと親が悲しみそうですが、「太く短く」を人生のテーマに掲げている私は、長くとも六十歳くらいまでしか生きるつもりはありません。 とはいっても、そんなに都合よく六十歳ぴったりで息絶えるわけもないし、実際のところ何歳まで生きているかは見当もつきませんが、気持ちのうえでは「私の人生は六十歳まで」と決めています。 「それはなんで?」と聞かれても理由はよく分からないけれど、細く長く生きていく人生よりも、やりたいことを目一杯やって、パッと散っていきたい欲が、ものごころついたときからずっとあるのです。 三十歳。 つまり六十歳まで、あと三十年くらいしか寿命は残っていません。 三十歳になった今、私は人生の折り返し地点に立ったような気持ちを感じています。 これまでの人生を振り返ると、正直「生まれてきてよかった」と即答はできません。楽しかったこと、幸せを感じたことよりも、辛かったことや苦しかったことのほうが、何倍も多いです。 それでも、そんな私でも、三十歳を迎えた今、ようやく「こんな人生も悪くないかな」と思えるようになってきました。 三十歳。 自分のなかにある価値観やものの見え方が、少しずつ、少しずつ変化しているのを感じています。 人生の折り返し地点にいる今、感じていること、見えていることを、言葉と写真とともに残しておきたい。 そして寿命の六十歳を迎える頃、過去の自分と対話するように読み返してみたいと思い、このZINEを制作することに決めました。 福島未貴 ====== 目次 ・プロローグ ・chapter1.憧れ、東京、モノクローム ・chapter2.初めての恋人が、夫になりました。 ・chapter3.「もう二度と住むことはない」と離れた町に、もう一度だけ住んでみたいと感じた夏 ・chapter4.「愛しい」という感情を教えてくれた、最愛の娘たちへ ・chapter5.人生とは、山登りである ・エピローグ ====== A5サイズ、全52ページ
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Seasons(写真集)
¥1,100
写真をはじめてから7年間撮りためた、季節の記憶。 カメラが身近なものになって長い年月が経ち 毎年同じ花を撮っているけれど、感じ方は毎年異なるもの。 そのときの気持ちを言葉にして、写真に添えました。 ===== Prologue 理由もきっかけも分かりませんが、あるときにふと 「写真を撮りたい」という感情が湧いてきました。 家族にカメラマンや、写真が趣味な人がいたわけでも、 身近な友人に熱狂的なカメラファンがいたわけでもありません。 特別好きな写真家や作家がいたわけでもありません。 自分でもどうして「写真を撮りたい」と思ったのかは 今でもまったく分からないのですが 突如生まれた感情は、ふつふつと温度を上げていきました。 当時まだ学生だった私には、高価なカメラを買うお金もなく インターネットでダウンロードしたカメラの説明書を眺めては 写真を撮ることに憧れを抱く日々を過ごしました。 そんな私が晴れてカメラを手にしたのが、今から7年前。 23歳の誕生日に、兄からNikonのコンパクトデジタルカメラをプレゼントしてもらったことが、すべてのはじまりでした。 それからさらに写真の世界に惹き込まれるまで、あっという間。 ファインダーのなかに広がる景色は、 私が今生きている場所とはまったく別の世界に見えて、 なにもかもが愛おしく思えたのです。 福島 未貴 ===== 目次 ・prologue ・Spring ・Summer ・Autumn ・Winter ・epilogue ===== A5サイズ、全64ページ